ご覧いただきありがとうございます。この記事では一時期ブームになっていたせどり・転売についてお話していきます。副業の中でも再現性が高いと言われていますし、副業だけでなく独立もできる可能性のあるビジネスです。今回はその「せどり」「転売」について説明していきたいと思います。
この記事を読むことで、「せどり」「転売」について知ることができます。また既に知っている方も、理解を深めることができると思いますので是非最後までご覧ください。
せどりとは
せどりとは、簡単に言うと安く買って高く売ることだと思ってもらえるといいかと思います。これは転売にも通ずるところがあるので後ほど記述しますが、基本的にはこの安く買って高く売るスタンスと認識してもらってもいいと思います。
漢字で書くと「背どり」「競取り」となります。
せどりはもともと古本で広がったと認識しています。私も10年ほど前に古本を購入し、Amazonで販売したいたことがあります。古本で100円の価値となっている本が、Amazonでは1000円近くで売れていました。本の価値が低いとされている場所で購入し、その本が高い価値を認められている場所で販売することで「利ざや」をとることがせどりです。
今では古本だけでなく、様々な商品を取り扱い、副業の域を超えて独立する人がいるせどりですが、商品を販売するプラットフォームが増えたことや、仕入れを行う際に利用できるサービスで、価格差を簡単に見ることができるツールが出来たことも、せどりの人気につながっているのではないかと思います。
また「ポイントせどり」など、ポイント得ることを目的としたせどりなども存在し、ハードルも下がったことで参入する人が増えたように思えます。価格差だけを見て利ざやを取ろうとしても、それができる商品(利益商品)が見つからない。しかしポイントを加味すると利益が出る商品まで含めると、利益商品が見つかりやすい。難易度が下がることで実際に得が出来た、利益が出たということで続ける人も多いのでしょう。
せどりの魅力は低資金で始めることができ、販売するプラットフォームが身近にあることだと思います。フリマアプリをみんなが使うようになり、簡単に売買することができます。こういった背景でせどりが流行っていったのだと思っています。
転売とは
転売とは、簡単にいうと希少価値の物を購入し高値で販売することだと思います。昔は人気のミュージシャンやアイドルの公演やイベントのチケットを購入し、高値で販売する「ダフ屋」が存在し、今では犯罪となっています。
現在でいうと、スニーカーやゲーム機、トレカなど、買いたくても買えないという商品を購入し、様々なプラットフォームで販売するというのが一般的になっていると思います。少し前まではパソコンのグラフィックボード(GPU)なども転売の対象になっていました。
記憶に新しいものでコロナウイルスが流行した際、マスクの転売ですね。こういったモラルが低下した転売屋がいることで転売のイメージが悪くなっていったと思いますが、転売自体も昔から存在し、転売している商品に需要があり、購入者があることで今も続いていると思われます。
またコレクティブな商品やアートを転売する方もいらっしゃいます。こちらも商品によってはものすごい利益が出たりと人気な商材となっているものもあります。
転売については賛否両論があり、各種SNSでも「転売ヤー」と揶揄され、非難を浴びることが多いですが、一方で並んでまで買う時間がない商品を購入してきてくれて、お金を多く出せばその商品を購入できるという考えを持って購入している方がいるのも現実です。
当サイトでは転売が悪い、悪くないという部分は割愛させていただき、せどり・転売というビジネスモデルについてお話していきますのでご了承ください。
現在ではせどり・転売ともに副業としては再現性が高く、いまではたくさんの方がYoutube等でもオススメされている副業で、参入する方が多いのではないかと推測しています。
せどり・転売のメリット
せどり・転売のメリットとして次のようなものがあげられます。
利益が出る(儲かる)
商品選定や仕入れ価格、販売価格を間違えなければ利益がでます。中には数万、数十万単位で利益が出る商品も存在し、儲かることがメリットとして挙げられます。
商品知識が深まる
おもちゃを例にしますが、新作のおもちゃに対しての知識や過去販売されているおもちゃなどの商品の特徴や人気の度合、どうやって遊ぶのか、など様々なことがわかります。まったく知らない商品と、知っている商品では販売する際有利になるケースがありますので、商品知識が高まると言っていいでしょう。
商品の販売場所がわかる
せどり・転売において、いつどこでどんな商品が販売されるか把握していないと、仕入れを行う上で不利となります。商品の販売場所などの情報を必然的に集めることになります。その商品が自分用に欲しい商品だとしても、販売場所、販売時期を知ることはとても重要です。
安く買える方法を学べる
せどり・転売において、少しでも安く仕入れるということは利益に直結します。単純に価格の安いお店を見つけるだけでなく、ポイントを絡めながら少しでもプラスにしていき利益にしていくことが大切です。またQRコード決済など、還元が大きい場合もあり、そういったことを意識して行うことで日常の買い物も安く購入する手段を学ぶことに繋がります。
実際私も普段の買い物をどうしたら安く購入できるのか、を考えながら買い物をすることが増え、お得に購入することが出来ています。
定価で買える
安く買えるという部分と重なりますが、プレミア価格で購入するのではなく、定価で購入することができるようになるというのもメリットとして挙げられます。ゲーム機のPS5ではAmazonでもフリマサイトでもプレミア価格になってしまっています。
こういった商品も商材として確保しようと情報を集めることで、定価で買える方法(販売情報や抽選情報)を把握することとなります。プレミア価格ではなく定価で購入することが必須なので、必然的に定価で購入する力が付きます。
利益が出ることで生活に余裕が出る
一番最初のメリット「儲かる」に繋がりますが、利益が出ることで生活に余裕が出ます。副業であれば月の給料にプラス数万円あれば余裕が出る、という方も多いのではないでしょうか。
生活費にしたり、娯楽に使ったり、新しい家電に投資したりと様々なことに使うことができます。稼いだお金でさらに仕入れを行い、稼ぐ力を増やすのも一つの手段でしょう。
ワンチャン独立も
せどり・転売で独立している方もいます。twitterなどでもよく見かけます。会社員として安定した給与を貰い定年まで働くのか、独立して自分自身で稼ぐのか。そういった選択肢を得ることができるのも再現性が高いと言われているせどり・転売の魅力かもしれません。
仕入れて売るは商売の基本とも言えます。基本を知ることでほかのビジネスにも活かすことができるかもしれません。
せどり・転売のデメリット
せどり・転売のデメリットとしては次のようになっています。
損する可能性がある
メリットの部分で儲かるとお伝えしましたが、仕入れや売り時を間違えたり、利益が出ない商品を仕入れてしまうと損をする可能性があります。
クレジットカードを使って仕入れをしていると、カードの支払日までに現金を作らないといけないので損切りをせざるを得ない場合もあります。
納税・確定申告
せどり・転売に限らず、利益がでた場合納税をすることになります。年間20万までは大丈夫という話も聞きますが、ここでは割愛させて頂きます。
副業で行うにしても、稼ぐとなると納税することにますので、確定申告が必要となります。確定申告は昔に比べて簡単にはなりましたが、一般の人にはまだまだ難しいのが本音です。私自身も確定申告の時期が来ると憂鬱になります。
そうならないためにも、確定申告のサービスを利用したり、普段から帳簿を付けておく必要があります。こういった手間もデメリットといえるかと思います。
知り合いに言えない
せどり・転売は一部のモラルが低い人がニュースになったりとイメージがとても悪いと感じます。実際に私の知人にもクリスマスプレゼントを買おうと思ったらプレミア価格になっていて予想外の出費だったという方もいます。
イメージが悪いため、理解のある人には受け入れてもらえるかもしれませんが、大多数が嫌悪感を持っていると言えるでしょう。こういった側面から、せどり・転売をどんな形で行っていても言わないことが得策でしょう。
店舗から歓迎されない(ところもある)
仕入れに行く際、利益商品があったとしても、買わせてもらえないケースもあります。最近はゲーム機など購入履歴がある方は購入できないなどルールが出来ていますが、過去には制限なく購入が出来たお店もあります。お店側も転売屋には売らない、というお店もあったりと、転売屋認定されてしまうと購入できないケースもあるようです。
またせどりで、古本屋や中古ショップなどでバーコードや商品名などで価格差を見ていると、注意されたという報告もインターネット上に上がっています。そういったことが起こると仕入れがし辛くなってしまいますので注意が必要です。
仕入れした商品の在庫置き場
商品を仕入れて、販売するまでの間、在庫として置いておく場所が必要になります。細かいものであればいいのですが、家電やゲーム機など大きいものを在庫として抱えてしまうと場所が必要になります。私も最初は小さい納屋だったり、クローゼットの中に保管していましたが、売れなかったり在庫になってしまうと邪魔なくらい場所を必要とします。
こういった置き場所を必要とすることもデメリットの一つでしょう。
このようにメリット・デメリットについてお話ししましたが、他にもあると思いますので随時追加していきます。
せどり・転売はおすすめなのか?
結論から言いますと、おすすめではあります。
上でも述べたようにデメリットもありますので、理解して取り組むことは必要だと思います。
また、利益商品を見つけたり等はtwitterやコミュニティーなどで盛んに情報交換が行われています。経験上twitterで出回っている利益商品は旬が過ぎていたり、本当に稼げる情報が回っているの?と感じていた部分はあります。実際に仕入れて後悔したこともあります。
情報の鮮度と質で言えば今では身近になりましたがオンラインサロン等に加入することをおすすめします。正直こんな商品情報どこにあったの?と思うくらい情報が濃いです。
副業しては、商品によってはスマホ一台で仕入れから販売まで行うことが出来ますし、再現性も高くおすすめの副業です。私も友人から本当にお金を稼ぎたいと相談されたらせどり・転売をおすすめします。
長くなりましたが、せどり・転売についてお話ししました。他にもせどり・転売について、実際に行っている経験をもとにお話ししていきますので是非ご覧ください。
まとめ
せどり・転売とは、仕入れた商品を転売することで利益を出すビジネスの一つです。商品選定や仕入れ価格、販売価格を間違えなければ利益がでるため、副業として月に数万円の収入を得ることができます。また、商品知識が深まるため、販売する際に有利になるケースがあります。せどり・転売を行うにあたって、商品の販売場所などの情報を集める必要があります。そういったことを意識して行うことで、日常の買い物も安く購入する手段を学ぶことができます。さらに、せどり・転売を続けることで、利益が出ることで生活に余裕が出たり、ワンチャン独立することも可能です。
一方で、せどり・転売にはデメリットもあります。仕入れや売り時を間違えたり、利益が出ない商品を仕入れてしまうと損をする可能性があります。また、確定申告や在庫の置き場所、知人に言えないといった問題もあります。せどり・転売は一部のモラルが低い人が報道されたため、理解のある人には受け入れてもらえるかもしれませんが、大多数が嫌悪感を持っているため、どんな形で行っていても言わないことが得策です。
- 商品選定や仕入れ価格、販売価格を間違えなければ利益がでるため、副業として月に数万円の収入を得ることができます。
- せどり・転売を行うにあたって、商品の販売場所などの情報を集める必要があります。
- 確定申告や在庫の置き場所、知人に言えないといった問題もあります。
- せどり・転売は一部のモラルが低い人が報道されたため、理解のある人には受け入れてもらえるかもしれませんが、大多数が嫌悪感を持っているため、どんな形で行っていても言わないことが得策です。